
「箱が来た」のtweetは当店にとっては死活問題レベルです。そのため箱にロゴなどのラベルを貼っておいてお客様に写真をtweetしていただくことを期待しています。
しかしながら、お客様の中には身バレが気になる人も決して少なくなく、「ラベルはつけないでほしい」という指示もあります。
また、別件において配送業者が無造作に張り付けるシールによっては自分の住んでいる近所まで特定できてしまう可能性も払しょくできません。箱の写真を公開するというのは、自分の住んでいる場所もバレてしまうリスクもあるということも聞くようになりました。
ただ、当店のラベルは過去の郵便事故、トラブルも踏まえたうえで郵便局側への指示も含まれています(この辺は郵便局側ともお話したうえでラベルにしています)。そのため、ラベルを貼りつけないというのは別のリスクをもつ可能性がでてきています。一番困るのはロストバゲージ※です。
そこで熟考の末、「ラベルにロゴや店名を載せない」という結論にしました。
天面
側面
さすがに発送者名(当店)は送り状に記載してしまいますが、そこまで気になる方でしたら局留めの利用をお勧めしています。身内バレというよりも、伴侶バレ・職場バレに気にする方です。
※荷物紛失のこと。航空用語ですが敢えて記述しています。
局留めについて
局留めトラブルは頻繁にありました。各郵便局である程度一任されているようで、見解が統一されてないようです。もっとも問題なのは、「局留め!」と指定しているにも関わらず、通常配達してしまう事故です。郵便局のwebサイトの指示通りに記入しても、局留めを無視して直接配送してしまうケースが後を絶ちません。
そこで当店もいろいろな対策を行っていますが、押し問答の繰り返しです。
- 送り先の住所欄にお客様の住所を記入せず、かわりに局留めの郵便局の住所を書く → 引き受けてくれません。
- 送り状の住所にお客様の住所を半分にしておき、(局留めのため略)と表記。 → これなら確実に局留めになるのですが、一部の郵便局からは「全部住所を記載しないと受取人の本人確認ができない」と言われ、お客様が「このような記入はやめてほしい」という苦情を寄せてくるようになりました。その都度当店では当該の郵便局に直接電話し、こういう理由で省略していると説明(という名の抗議)するとある程度は折れてくれる感じでした。
- そして、現在は送り状とは別に、側面にお客様の住所を記載するようにしました。ちょうど荷物を窓口から渡すときに郵便局員がお客様情報を確認できる位置を予想しています。お客様のほうも「本来の住所は側面のラベルを見て」といえば前述のトラブルにはならないと考えています。
このようにラベルの貼付は重要な役割を持っています。