肌タイツの洗濯はどのようにするの？
肌タイツはデリケートな衣類です。一般衣類と同じように扱うとすぐに色落ちしたり、生地を傷めます。また、肌タイツを使用したらなるべく早く洗濯するのが重要で、どちらかというと洗濯しないまま放置するほうがダメージが大きいです(後術)。
一般的な肌タイツの洗濯方法
- お風呂場などできれいな水を使う。水道水でかまいません。血液が付着している場合はお湯は避けてください。日本国内であれは水道水で十分と思いますがカルキが強い水道水の場合は一度沸騰させ、湯冷ましした水を使ってください。
- エマールなどの漂白剤・蛍光増白剤が含まれていない、「おしゃれ着洗い専用」の洗剤を使用してください。それ以外の洗剤は厳禁です。
- 入念に手洗いし、入念にすすいでください。
- これを2,3回繰り返し、室内干しをします。
一番生地を傷めない安全な方法は上記の洗濯方法です。一般的通念おいて、メーカーサイドは衣類寿命のことはあまり考慮せず、その場だけの洗濯の仕方をレクチャーします。いえ、「普通の洗濯で大丈夫ですよ」と根拠なく答えるメーカーは要注意です。
当店製肌タイツ(ハダタイ)の洗濯方法
当店のハダタイは耐久性のある生地を使用し高いコストをかけた染色を施しているため、下記の洗濯手段でOKです。
- 肌タイツをネットに入れ、洗濯機にいれてください。洗濯機は縦型・ドラム型・二槽水型問いません。標準洗いでOKです。
- 洗濯機は肌タイツ以外の衣類はいれないでください。色移りする可能性があります。
- 洗剤はエマールなどのおしゃれ着洗いが推奨ですが、汚れがあるときにはその時だけもう少し強い洗剤を使用しても大丈夫です(ここぞというときに使用し、常用しなければOK)。細かい仕様はマニュアルをお読みください。
- 乾燥機は避け、室内干しします。
乾燥機・コインランドリー・一般的な洗剤は禁忌としていますが、当店的には常用すると想定よりも寿命が短くなるという意図であり、いきなりダメになるというわけではありません。例えば年に数回の旅行などではコインランドリーを使用するのは大丈夫です。どちらかというと洗濯しないまま放置するほうがダメージが大きいです(後術)。
当店では標準装備していませんが、付け爪があるタイツは手洗いが原則です。洗濯機にいれると付け爪がタイツの表面を激しくひっかき傷をつける可能性があります。そのため、当店では付け爪されるときは手袋追加オプションで手袋を独立させて洗濯することをお勧めしています。
エマールやリセッシュなどの芳香消臭剤で洗濯代わりになる？
結論からいえばなりません。肌タイツの一番の禁忌は人間の汗、吐いた息の水滴、肌からとれた角質、足の匂いの原因といわれる雑菌です。これらは時間をかけて放置すれば「腐り」ます。芳香消臭剤をつけても、汚れそのものを抜きとれるわけではないと考えられます。
たとえをいうならば、おトイレで大の方を済ませたときに、水を流さずに消臭スプレーをするのと同じです。(すっごいヒドイたとえですけど、このくらいのインパクトがありますよという意図として捉えてください)
当店のハダタイマニュアルもご覧ください
納品する際に添付する当店の肌タイツのマニュアルは、着用の仕方、洗剤チョイス、洗濯、黒ズミの落とし方などあらゆるノウハウが詰まったいわゆる「まとめサイト」です。こちらを読んでいただければハダタイの専門的知識が得られます。金銭コストもかけて検証した結果の一冊で、コピー対策のためネットでは非公開です。