ハダタイの採寸方式を大規模アップデートしました。1年近く旧版の採寸との互換検証を続けてきましたが、念のためβ版という扱いにしています。フィールドリリースは今回初めてのため、余力があるかたはV1の採寸もしていただけますと助かります。新採寸フォームはいつものお取引サイトにあります。
なお、ミーティング採寸は当面V1方式とV2方式の両方を行います。
今回新採寸方式(V2)と旧方式(V1)の違いを軽く眺めていただきますと、「あれ？ずいぶん項目が減っている？あと説明も簡略化されている？」というのに気づくかと思います。一般的な衣服と違いハダタイってそもそも人間の体にフィットするための衣服ですから、一切の採寸情報に余裕分が存在せず、正確な情報が求められます。
とはいえ、多少採寸がラフでも小さく作れば必ずフィットします。衣料業界では一般通例でもあります。でもこの方法ですと、生地に無理をさせ、負荷をかけることを意味すします。当店では採用せず一人一人のお客様に対して型紙を引く方法をとっています。
そのため、「ここまで細かく取得しないと正確な情報が得られない」のが旧仕様でした。しかしV2になってからは明らかに項目が減っています。
新採寸方式(V2)にするにあたり、命題は3つでした。
- 誰が測っても採寸の値がなるべくズレが生じないこと
- なるべく簡単に採寸できること
- 採寸だけの目的だけにミーティングに来る必要をなくし、お客様の負担を減らすこと。これは将来の海外サポートも意味します。
です。今回の採寸方式に変更するにあたり、
- 過去に採寸してきたビッグデータの活用
- 型紙を引くにあたり長年の経験則を、受注管理システムにコーディングとして反映
- ミーティングで旧採寸と新採寸を同時に行い、1年間検証と更新
を行ってきました。新採寸方式(V2)は1年近く検証してきましたが、実際のフィールドにはリリースしたてです。そのため、過去にハダタイを注文したことがあり、かつ当店に協力してくれる方がいらっしゃいましたら是非とも採寸を入力してみてください。
別にハダタイの注文されなくてもかまいません。通信欄に「面白そうだから入力してみた」とメッセージいれていただければ、当店の方で新採寸と旧採寸のデータ比較・検証ができます。その結果もお客様へ報告させていただきます。